2006-03-24から1日間の記事一覧
字知花知花原、美里中学校の西側約100メートル、個人住宅地内にある。アガリガーは知花の村建て以来、水質は余り良くなかったが村人の生活用水の重要な供給源であった。そればかりでなく、子供が産まれて名前をつける、いわゆる「ナージキー」の時にはそ…
字知花後原、国道329号線を知花城址向けに7~80メートルほど行った所の右手、知花解体所に隣接している。ユナガーは「ヌールガー」とも呼ばれているように、その昔、ノロが使っていたことからその名がついている。また、ユナガーから溢れて下方に流れ出…
字知花後原、知花グスクの東方50メートル、農道沿いにある。自然に涌き出ていた泉で、この辺に「ウフンダカリ」村があった時から戦後まで使用されたが水質は余り良くなかった。もともと石積みてであったが、昭和18年金城徳さんが区長時代に井戸(チンガ…
字知花後原、知花グスクの南西、ウフガーラとワタンジャーガーラとの合流地点近くにある。隣接して県企業局のポンプ場がある。もとは松本村(大村渠村)のウブガーであったが、松本が現在地に移動して以後は知花の村人が使用したので、現在では知花が拝所と…
字知花後原、当山のシチャヌカーともいい、知花高橋の下流およそ100メ-トル、屋号、当山の後ろあたりにある。石積みはなく、ウフガーラの土手の下から湧いていたが、川の水が混入するので飲み水には利用されず、クディングワが着物を洗濯した場所と言わ…
字知花当原、メーヌカーガー橋の西方約100メートル、新しいシチャウジュンガー橋のすぐ下流にある。背後はゴーチと呼ばれる風水山であった。知花で一番立派な石積みの泉で、水量水質共に優れ、戦前から戦後にかけて最も多くの人々が利用された。お正月の…
字知花原、メーヌカーガー橋に隣接、川の東側にあった。 このカーも石積の立派なカーで比較的水量水質とも良く、付近の多くの人々に利用された。ところが河川工事で川筋が変更され埋没してしまった。そのため、現在ではマンホールのような形だけの拝所となり…
知花ムラの古島である福地原(現倉敷ダム付近)には知花の祖先の人たちが利用し、大変恩恵をこうむったカーとして「ガマンメーヌカー」と「カディカルガー」のニか所があった。部落や門中のカーメーには現地まで行って拝むことは容易でないので、やむを得ず…
字知花当原、知花高橋の上流約100メートル、屋号新仲元の川向こうにあった。部落の上にあるので「イーヌカー」とも呼んでいる。カーは昔、立派な石積みで水量や水質も比較的に良く、最近までかなり利用された。現在は県による河川改修工事のため埋没消失…
字知花当原、知花高橋の下流約30メートル、川の西岸にあった。以前は立派な石積みの大きな泉であったが、現在では土砂が埋まり位置の確認さえ難しい。従って拝所としての整備もなされていない。水量は豊富であったが、大雨になって水かさが増すと川の水が…