7月15日、知花ときわ会では最近、頻繁に発生している電話での特殊詐欺防止対策セミナーを開催し約40人が参加した。
講師には沖縄警察署生活安全課係長新城吉紀、新屋ありさ両氏が行った。 県内外で急増している同事件の具体的な事例と特徴を解説し特にLINEのビデオ通話に誘導し警察のユニフォームを装い、警察手帳を見せながら背景で無線交信の音声を流すなど実に巧妙な劇場型の事例が増加しているという。
県内では令和6年度303件、16億3400万円の特殊詐欺及び投資・ロマンス詐欺が発生し実に1日あたり約450万円の被害だという。被害にあわないためのアドバイスとして
①海外のからの知らない電話は取らない。
②警察を装ってお金を要求する電話がかかってきた場合は、落ち着いていったん電話を切り、家族・知人等に相談する。
③警察では「警察が電話やビデオで被害届を受理したり、逮捕状を示したりすることはない。身に覚えのない電話があった場合は、詐欺を疑って欲しい」と注意喚起を行った。