知花女龍殿内(チバナヌンドゥンチ) (*女龍=祝女)

集落の北方の知花グスクと隣接し樹木がこんもりおい茂った荘厳な森を背景にした場所にある。祝女は神あがめごとにたずさわる神職で、王府から任命され各間切りに配置された。知花祝女は知花、松本、登川、池原の4カ字(戦後)の祭事を司った。祝女殿内には、王府から賜わったという「マガ玉」があったが沖縄戦で惜しくも持ち去られ、現在はレプリカ(複製)が保存されている。
 

▲レプリカの勾玉